今年はプロ生活1年目です。プロアスリートになった理由はいくつかあるのですが、国内外で友達がやっているレースに参加してみたかったんです。そこで全力で走れたらいいなぁと。これまでは家と学校の往復で、休日は生徒と部活動。これはこれでとても充実はしていたのですが、なかなか出かける時間は取れませんでした。しかし今年は土日を自由に使える環境になりました。

まず、選んだのは、九州で頑張っているユニバーサルフィールドの高木君の阿蘇ラウンドトレイル。(120㎞)

すごく景色がきれいな場所で、こんなところは走ったことない、という感じ。写真のマイクの方が高木君。同い年。宮崎拠点。宮崎は僕の第3の故郷のようなところ。今年からユニバーサルフィールド様にサポートもしてもらっています。また行きたいし、みんなにお勧めできるイベントです。

レース中、テンション上がり、騒ぎすぎました。ただしコースは厳しかったです。

そして次に選んだのは、新潟で頑張っている、トレイルランナーズの松永君の櫛形ウインドトレイル。

新潟県胎内市、日本で一番小さい山脈である、櫛形山脈。ここで38㎞のレースがありました。レースの雰囲気が良すぎて、とても居心地がよかったのが印象的でした。松永君の人柄が出ていました。写真右端の赤い服の方が松永君。同い年。レースデビューが同じ年でした。2005年ハセツネ。

ブナ林の中を疾走できます。めちゃ気持ちいい。しかしこの日はウインドトレイルという名はついていたものの、風は無く、風を自分で速く走って起こさなければならないというシステムでした。おすすめです。

そして海外レースにも手を伸ばしました。フランスのトゥールーズから約1時間半南下したところにあるピレネー山脈の麓のオザという街でがんばっている、ナウエルがディレクターを務める、PiCAPICA(ぴかぴか)。これは109㎞で累積獲得標高が11900mというかなりクレイジーなレース。

©SHO FUJIMAKI

ナウエルとは2016年にアンドラウルトラトレイルで120㎞くらいから、トップを一緒に走った仲。しかし最後の15㎞で40分も離されてしまったのだけど・・・。

このレースについては日本人の方も数名参加されていましたが、また後日報告できたらと思います。重ね重ねですが、かなりクレイジーなレース。僕は大好きなのでおすすめです。109㎞しかないのに28時間もかかりました。

そして、これらのレースを経験し、もちろん他にもたくさんの経験させてもらいましたが、地元でがんばっているスリーピークスもいいイベントですね~、いよいよ今週末、今年のメインレースであるレユニオン島でのGrand raid de Reunionに出発します。

このレースにもたくさんの想いがあります。こちらも後々に綴っていきたいと思います。

2014©SHO FUJIMAKI

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