Professional Users
外﨑 正賛成Masanari Tonosaki
- なぜHESTRAを?
- HESTRAを輸入販売しているFULLMARKS社の代表が八甲田に滑りに来た際、一緒に滑る機会を得たことがきっかけ。
- 「Voss CZone」を選んだ理由
- 厳冬期の1月から2月中旬に、この薄いグローブで大丈夫かなというのが、手にしたときの第一印象。実際に山でのガイド中に使用したところ、ことのほか使いやすく、暖かく感じられた。ガイド中はもちろん、撮影で雪が降る山の中で5時間以上にいても、全く問題なし。
- 気に入っているところ
- 一番に装着感が軽く、心地良いこと。手のひら部分は柔らかいゴートレザーで使いやすく、ポールのグリップを握った感覚がとてもしっくりくる。厳冬期にグローブを装着したまま、クライミングスキンの着脱など、さまざまな作業がしやすい点が気に入っている。一見、薄手グローブに見えるが、中綿も暖かく、マイナス10℃以下になる真冬の八甲田でも十分に機能。僕が使用したカラーはBordeauxで、その色具合も気に入っている。
- 使用状況
- 1月中旬~3月下旬
- ほかにどんなモデルを使用していますか?
-
「Sarek Ecocuir」
気温が低く、風が強い吹雪の日などに使用。 -
「Ergo Grip Active Wool」
気温が安定してくる3月下旬以降の春に使用。 - 最後に滑り手としてのモットーを
- 「ガイドツアーに参加してくれた方たちと楽しんで滑ること」
Profile
- 外﨑 正賛成 (とのさき まさなり)
- 1965年、青森市生まれ。八甲田山ガイドクラブの主軸ガイドとして30年間活動を続ける。滑走道具を使い分けるメンバーにあって徹底してスキーにこだわるが、テレマークやスノーボードもできるという噂。夏期はレストハウス箒場を営みつつ、八甲田の自然を写真に収めている。
- CREDIT
- photo:Hiroshi Suganuma text:Masanari Tonosaki, Chikara Terakura