Professional Users
菅沼 浩Hiroshi Suganuma
- なぜHESTRAを?
- フィルムカメラ時代にフィルム交換できるグローブを色々試してたどり着いたのが、HESTRAの「Windstopper Active (※現在は廃盤)」。このモデルを長年使って、手に馴染むフィット感や革の滑らかさがカメラ操作にフィットしているので、以来、ずっとHESTRA。その後デジタルカメラに変わってフィルム交換のような指先の作業がなくなったので、少し厚めの温かい「Windstopper Tour」や春先には「Ergo Grip Active」などを使ってきた。
- 「Ergo Grip Active Wool」を選んだ理由
- 「Ergo Grip Active」は立体裁断なのでカメラがホールドしやすく、シャッターを押す繊細な動きの感覚もいい。ただ薄手の作りのため主に春先に使用。厳冬期には指先が冷たくなっていたが、同じデザイン、作りのウールライナー入りが出たので、こちらに切替え。カメラの操作感も全く問題なく、厳冬期もシーズンを通して使っている。
- 気に入っているところ
- 雪山で撮影している人たちにはぜひ勧めたいし、シール付けたりスノーシュー履いたりといった細かい作業もグローブ付けたままで出来るので、バックカントリーを滑る人もいいと思う。
- 使用状況
- 11月中旬から4月下旬まで、撮影している時にはいつも使用。
- ほかにどんなモデルを使用していますか?
-
「Wakayama」
撮影以外の行動では「Ergo Grip Active Wool」を休ませてあげる気持ちで使用。また、撮影のときでもバックアップグローブとして、いつもカメラザックに入れている。 - 最後に撮り手としてのモットーを
- 「ライダーと自然との調和と美しさの表現」
Profile
- 菅沼 浩 (すがぬま ひろし)
- 1957年、東京都生まれ。20代でスキーフォトグラファーとしてキャリアをスタート。現在は湘南に拠点を置き、人と自然の織りなす二度とない瞬間を追い求めて、世界の雪山と海を旅して撮影し続けてる。内外のトップライダーとも交流が深く、彼らの目線に近い自然体の作品には定評がある。写真集に『SHAPE OF SNOW』がある。
- CREDIT
- photo:Yusuke Kunimi text:Hiroshi Suganuma, Chikara Terakura