HISTORY

HESTRAグローブは、北欧の国スウェーデン南西部に位置する小さな街HESTRA(ヘストラ)で生まれました。1936年、当時スウェーデンで盛んな産業であった林業に従事する人達ために、耐久性の高い作業用のグローブを提供するため、創業者マーティンはHESTRA Handsken というグローブ会社を立ち上げました。マーティンが制作したグローブは牛や山羊の革をリベット打ちしたもので、人々から丈夫で使いやすという評判を得るにはそう時間はかかりませんでした。

この頃、スウェーデンにはスキーが新しいスポーツとして人々の間で流行り始めていました。ヘストラの街の近くイザバーグにはスキースロープが造られ、それまで林業のために活用されていた街に敷かれた鉄道によって、スウェーデン各地からから多くのスキーヤーが集まりました。

マーティンはスキーヤー達がスキーを楽しむのを見て、自分が作っているような丈夫な革のグローブが彼らにも必要なのではないかと気がつきました。この思いつきをきっかけに、マーティンが最初に手がけたスキー用のグローブは彼の最愛の息子が使う為のものでした。

2018年、HESTRAブランド創業者であるマーティンから3代目の世代がグローブ作りを引き継いでいます。マーティンのグローブ作りの哲学はHESTRAの製品開発の根幹となり、当時では想像もできなかったような機能性に富んだ新技術と、伝統的な皮革素材を組み合わせ、様々な状況下で適応するグローブを作り上げています。

マーティンが小さな田舎町ヘストラで作り始めたグローブはスウェーデン、ノルウェー、フィンランドの北欧地域、ヨーロピアンアルプスが聳えるアルペンスキーの本場の国々、北米、そして日本においても信頼の出来るグローブブランドとして多くのスキーヤー、テレマーカー、スノーボーダーに愛用されています。