こんにちは。きょんです。
少し前の話になりますが、群馬県子持山にある獅子岩正面壁をマルチピッチの練習で登ってきました。
東京都内からも日帰りで行けてしまうので、練習にはもってこいです。
まずはアプローチ
登山口から木道を歩きます。
そこから沢沿いにずんずん歩いていきます。
こんな感じの樹林帯でとても気持ちいいですが、この日は暑く汗が噴き出ます。
分岐に到着し、左側のこの先危険の方(踏み後がしっかりしている)へ3分程歩ていくと、急にどーんと岩壁があらわれます。
取り付きへ到着
大迫力!!そして緊張と高揚感でどきどきが止まりません。
先行パーティがいたので少々休憩をとってから登り始めました。
登攀開始
1~2ピッチ目 5.7
1~2ピッチは繋げて私がリードで登りました。ここからは二人がツルベ(交互)で登っていきます。
ここのピッチはずっとスラブ(寝ている壁)で、グレードの割に緊張感をもって楽しめました。
3ピッチ目 5.7
大きなフレークが特徴。最後にフレークの外に体を思い切って出さないといけなく少し緊張しますが、そこが一番楽しいところです。
4ピッチ目 5.8
このピッチが一番難しいと言われていますが、終始気持ちよく登れて一番楽しかったです。
先程までは暑かったのですがここまで出ると風も抜けてとても気持ちいいです。
5~6ピッチ目 5.7
スラブでさくさく登れて楽しいピッチです。終了点近くは木などを掴んでしまえば簡単に登れますが、岩のみで登ろうと思うと砂まみれで滑りやすく少しいやらしかったです。
7ピッチ目は気が付かず一般道でそのままピークへ行ってしまいました。
頂上は眺めが良く、風も気持ちよくて最高でした。
下降
後続者がいなかったので6ピッチ目の終了点から3ピッチのラペル(懸垂下降)で取り付きへと戻ってきました。
久々のマルチピッチは少し緊張感もありながらとても楽しく、ロープワークの確認もでき良い練習になりました。
代官山店 きょん