ちょっとタイムラグがありますが、ゴールデンウィーク明けの休みを利用して奈良県吉野から和歌山県熊野本宮大社まで続く大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)へ行って来ました。

 

大峯奥駈道は、吉野と熊野を結ぶ大峯山を縦走する修験道の修行の道。アクセスの悪さから陸の孤島と化していますが、だからこそ人が少なく自然が残っているし、何か独特の雰囲気がある山域で山好きに愛されているエリアです。歩くと健脚の方でも3泊4日ぐらいでしょうか。1週間かけて歩かれる方もいてますね。

そのコースをランも交えたファストパッキングスタイルで無泊35時間予定で挑戦しました。結果は・・・早々に敗退しました。まぁ備忘録的に綴ります。


月曜日仕事を8時に終えていざ吉野へ!

吉野駅に着いたら用意して23:00いざスタート。

 

 

いきなりトレイルかと思っていましたが1時間ぐらいロードで走ったり歩いたり。ちなみに桜の観光名所、吉野の千本桜はこの周辺。観光でも来たい!

 

オクガケの始まり修行門。

 

 

 

四寸岩山など順調にクリアして、いよいよ女人結界門へ。ここから先は女人禁制。

この辺りで2:40ぐらい。女人結界門からはより山が深くなります。

 

 

よく山での夜間行動怖くないですか?と聞かれますが夜間行動することは事前に分かっているし備えもしているので案外平気だったりします。道迷いや滑落のリスクも高くなるので気を張っているのかもしれませんね。眺望が全く無いのが残念。

 

うっすら明るくなり始めた頃に山上ヶ岳に到着。宿坊もあるので迷惑にならないように足早に通過。
明るくなって最初の水場ポイントの小笹ノ宿避難小屋に到着。5:00

ここの湧水がメチャ美味い。(気になる方は浄水器使って下さい。)

 

オクガケの難しいのは稜線を行くので水場が少ないという点。補給できるときに2リッターは補給するので荷物が重たくなってしまいます。

 

 

早朝の気持ちの良い時間帯に最高のトレイル。まさに楽園ですね。

どこにでもテント張れそうなのでテン泊したいなぁなんて思いながら行動してました。

 

気持ちの良いトレイルが続きますが恐れていた睡魔との闘いがスタート。眠たさと疲れでペースダウン。

 

 

女人結界門が終了。

 

 

大普賢岳、七曜岳、行者還避難小屋をクリアし弥山に到着。11:00

 

 

 

 

 

予定よりかなり遅れているし、ずーと眠たいし。この先、南奥駈に進むとさらにハードになるしエスケープが大変。この状態で2日目の夜間行動は厳しい。
ネガティブな要素が頭を回り続けて下山決定。近畿最高峰の八経ヶ岳で終了。全行程の1/3ぐらいですね。

 

 

さすが多くの登山者を魅了するオクガケ。このブログを書いている時も悔しさが思い出してきたし、オクガケをコンプリートしたいというモチベーションも湧いてきます。体力だけでなく装備も見直して秋に再チャレンジしようと思います。

 

ストイックなイメージのあるオクガケですがトレイルはマジ最高ですよ。早く再訪したい!

 

 

 

ザックリですが装備一覧
TEEシャツ     NORRONA  bitihorn tech T-Shirt
パンツ          NORRONA  bitihorn trail running Shorts
キャップ      NORRONA  five panel tech Cap
インサレーション  NORRONA  bitihorn Alpha Hoodie Shirt
ウインドシェル   HOUDINI    Come Along Jacket
レインジャケット  NORRONA     bitihorn Gore-Tex Active 2.0 Jacket
レインパンツ    NORRONA     bitihorn dri1 Pants
靴下        Drymax           LITE TRAIL RUN
シューズ      ALTRA             TINP2.0
下山後着替え    HOUDINI       Cover Crew
          HOUDINI       Wadi Pants

ザック       OMM                Classic 25
ストック      BD                     ディスタンスFLZ      
ヘッドライト    レッドレンザー   NEO10R
ハンドライト          ジェントス
 
SOL エスケープビビィ
サバイバルブランケット

モバイルバッテリー

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