北海道の5月は、(一般的な)スキーシーズンが終わり、夏山シーズンには少し早い微妙な時期です。
この時期は夏山に向けたランニングなどのトレーニング、ギアの見直し、この夏の計画を立てる等はしますが、フィールドからは遠ざかってしまいます。
他にやることというと、過去に行った山の思い出に浸ること。
今回は2019年に行ったスウェーデンの北緯66度を越えた北極圏のトレイル『クングスレーデン』を紹介します。
全長約400㎞のうち、110㎞を5日で歩きました。
スウェーデンの法律では基本的にどこでテントを張っていいので、川がありフラットないい感じの所があればそこがキャンプ地です。
好きな時間に歩き出し、疲れたら寝るというスタイルで、自由度の高いトレイルです。
訪れた時期は7月半ば、ほぼ白夜で、深夜でも夕方のような状態でした。
トレイルはとにかく広く、山がどこまでも続いているような景色。
他の地域にはない独特さがあります。
途中に売店のある小屋もあるので、補給もできます。
動物はトナカイを見ました。
その他にまれにヘラジカを見ることもできるそうです。
ライチョウもいました。
いつになるかはわかりませんが、コロナが収束したら、過去に歩いた区間と残りの約300㎞をスルーハイクすることが今の目標です。
FULLMARKSサッポロファクトリー店
バレット