『 殿堂入り~登り編~ 』 はこちら

当たり前ですが、山は登った後には下りがあって、トレイルランニングやバックカントリースノーボードは最高に楽しい時間なのですが、歩きの登山では目的も達成していて何となく惰性で下ってしまうもの。
ただ、今回の剱岳早月尾根は下りも楽しかった!



あれっ、こんなとこあったっけ?
キョロキョロしながら登ってるつもりですが、それでもピークに意識を持っていかれている登りには気づけなかった絶景ポイントがいくつも。
急登以外の何ものでもない早月尾根は、高度感抜群で富山湾まで見渡せます。


山頂から下り始めると、立山方面の絶景に吸い込まれるように下りすぎ、危うくカニのヨコバイに突入しそうに。
上から「こっちだよ~」と叫び、



無事正規ルートへ復帰。
絶景の時はルートミスに気を付けましょう。(笑)


剱はやっぱり岩の殿堂。
上部はどこもかしこも岩が覆いかぶさるように迫っています。



それゆえの高度感。
もう開放感しかありません。



いや~いい山です、剱岳。



この壮大な景色の中で12時間近くを過ごし、特別な1日を過ごすことができました。
この非日常感がクセになって、また山に行っちゃうんですよね。翌日から夢だったんじゃないか!?というような錯覚を覚えたりして。

帰りは温泉→寿司までいただき、車で東京に戻った時には終電がなくなるというパーフェクトな1日となったのでした。


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佐藤