待ちに待った休日。
ずっとまえからある川へ行こうと計画をしていた当日はあいにくの雨。
テンションは下がるどころか悪条件こそ燃え上がるタイプの同士と目的の川へ。
その川はある程度の降水量であれば影響を受けずらい為釣りをする側としてはむしろ好都合。
行きの道中では天気悪い方が魚の警戒心も薄れてかえって反応がいいはず!
とお互いに励ましあいながら約4時間弱。
ポイントについても雨は降りやまず。
気合を入れてウェーダーを履き、シェルを身に纏います。
シェルを着てしまえば雨すらも楽しめます。
入渓して最初のポイント。
本命の流れにフライを流すと明らかにデカいやつがヒット!
と思いきやそのままラインを切られ姿を消してしまいました…。
(雨の中千切られたラインを交換している図)
一発目からいい反応。しかも個体がデカいということもありテンションは上がりますがどうしても取り込めなかった悔しさだけが残ります。
草木をかき分けぐんぐん進むと再びいい感じのポイントが続きます。
一発目のような当たりは無く30センチ前後の素直な子たちが良く釣れます。
時間を忘れただひたすら歩きひたすらキャスト。
しばらく歩きいかにも釣り人が入っていそうなポイントにて、
そう簡単に出ないよねーといいながらキャストすると不意に水面が大きく割れました。
まさかのヒット。しかも一発目に匹敵するほどの大きさ…。
最初の反省を生かし何とかリールファイトに持ち込むも近づいては離れ、
近づいては離れを繰り返しているうちに痛恨のライントラブル…(単に糸が絡んだだけ(笑)
そのまま強引に寄せるか絡んだラインをほどくかを悩んで手が止まってしまった一瞬の隙を突かれ、
華麗にフックを外されてしまいまたもやキャッチできず。
自分のヘタクソ加減にただガッカリ。
しばらくその場を離れられませんでした。
日が落ちる時間も迫ってきていたため最後に一か所だけやって上がることに。
何とも言えない喪失感。
このまま投げずに上がることも頭をよぎったが、せっかく来たしと気持ちを入れ替えとっておきのフライに付け替えキャスト。
すると願いが通じたのか水中からガッポリと期待通りのニジマスが出てきてくれました。
もう二度も失敗している為今度こそはという思いでいっぱい。
焦るなと自分に言い聞かせながら慎重に手繰り寄せ何とかキャッチすることに成功。。
最後の最後に美人さんに遊んでもらえて改めて釣りの楽しさを体感することが出来ました。
次はしゃくれたイケメンに出会えますように…。
トマム店
ぎゃくし