僕が住んでいる岩見沢は北海道の中でも指折りの豪雪地帯。
雪が積もりそうな日は朝と夕で景色ががらりと変わります。
つい先日、フルマークスからの帰路岩見沢に停めていた車に乗ろうとした時です。
僕の車にモッサリと新雪が積もっていました。
「パウダーちゃん!こんにちは」 さっそく同じフルマークスで働いているK・D君に
明日の朝一にスキーをしようと電話をしました。
まだ圧雪車が入っていないスキー場の、面ツルオープンバーンを独り占めできるのはこの時期だけです。
あいにく次の日は少し荒れた天気でしたので、晴れている日の参考画像です。
一本20分ほどのハイクを終えて、準備は万端です!
写真に写っているザックは「PLUS ONE WORKS SHUMARI35」。背負い心地の良さと痒い所に手が届くような機能がお気に入りです。今年は更に改良が進んだモデルが店頭に並んでおります。お勧めです!
雪も軽く、笹も埋まっており、斜面は最高の状態です。
「ドロップ イン!」
ふわふわの雪を板が押しだして気持ち良く曲がれます。
まるでメレンゲの上を滑っているかのようです。
滑り終わると、下で待っているK・D君とハイタッチ。
その後も斜面を変えながら5本ほど滑り、最後はとっておきの急斜面を滑る事にしました。
自分と雪面のコンディションが良かったので、これは良い滑りが出来るぞ! と鼻息が荒くなりました。
ところが、なんだか思うように板が動かせません。
本来がっちり固定されているはずの足首がグネグネ動いてしまいます。
とうとう、「ズシャーーン」 ふっとんでこけてしまいました。
気持ちが舞い上がって、ブーツがウォークモードのままだったことが原因でした。
惜しい事をしました。
しかし、こけることなんて当たり前です。
ふりかえると今日は自分なりにいい滑りが出来たかなと。
だけど不思議な事に写真を見返すと、「あれ、なんかカッコ悪いかも…」
想像通りのフォームで滑るにはまだまだ技術と経験が足りません。
また早くドカッと降ってほしいなあ。今シーズンも楽しみ尽くせますように。
札幌ファクトリー店 稲垣