9/8(日)にニセコにて開催されました、
「第20回 NACトレイルランinニセコ」の30kmに出場してきました。
この日は北海道の9月にも関わらず最高気温は約30℃。
道民にとって28℃以上は溶けてしまいそうになる気温なのでさあ大変です。
照りつける太陽がまぶしい!
雲海も出てあぁいい景色~!ですが内心熱中症にならないかびくびくしながらスタートラインに立ちました。
この大会は北海道で「トレイルラン」とつく最も古い大会で、今年で記念すべき20回目。主催はニセコでクライミングジムやカフェを経営しているNAC-ナック-さんです。
有名な大会だけあってファクトリー店のお客様も大勢参加され、遠方に住まわれている方とも会えるすてきな大会です。
ニセコグランヒラフスキー場がスタート&ゴール。
後には蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山がきれいに見えています。
かなり暑くキビしいレースでしたがこの景色にはかなり癒されました!
30km(中~上級者向け)、10km(中~初心者向け)、5km(初心者向け)、
とありますが、30kmは総距離27kmで累積標高2,420mというロードなし、山岳パートばかりの、登ったり下ったりが激しいコースです。
最初はひたすらスキー場のゴンドラ下の階段を登山です。
ここを走るのはトップランナーのみで、後ろはずーっと1列縦隊になります。しかしここは自分のようなマイペースランナーはゆっくり登るが吉。頑張りすぎると後半バテバテになるので一息ついて休みながら行きます。
ニセコアンヌプリ山頂。
ガスガスですが風もあり気温も低くまさに天国。
しっかりストレッチしアミノ酸や塩分補給して熱中症と足攣りを防ぎます。
ここからの下りが曲者。
石ゴロゴロに加え山頂付近のみ土が濡れてドロドロ。転倒し岩に頭をぶつける方もいました。要注意です。
ニセコアンヌプリ国際スキー場を下ってさらにずっと登りながらトラバース。反対側の五色温泉からもう一度アンヌプリ山頂を目指します。一瞬雲の切れ間から良い景色が。
なんとか水を4Lほど消費しながらラスト5kmの林道。
アップダウンは今までより少ないものの、ロープで登るところ2ヶ所、大きな丸太を何度も乗り越えて内モモが攣りそうになります。
白いWs Big Up Tankが泥だらけです。トレランポールなしには絶対完走できなかった!と思わせるほどの難コースでした。(でも癖になるのは何ででしょう・・?)
ゴールしてひさびさに倒れ込みました。
横になるときはしっかり日陰を選ぶのがコツです。
今年のトレランを始めたばかり、という方も見事にゴール!
完走率65%。完走がいかに難しかったかを物語っています。
かなり疲労困憊しましたが、熱中症も防げ、笑顔でゴールできたことが収穫でした。終わった後はHOUDINIのドレスが涼しくてとても重宝しました。山を走ったあとはこれが最高です。
ツラいのに、来年も出たいと思わせるのは、絶妙に攻略しがいのあるコース設定だからでしょう。
とても良い大会なので、道外に住まわれている方も是非走ってみてください!
ファクトリー店 いとう