NORRONAから、プルオーバースタイルの超軽量シェルを紹介します。

color : Winter Twig size : L (メンズ) モデル身長181cm
pants : 『 tamok Gore-Tex Performance Shell Bib
cap : 『 /29 Snap back Cap 』
sunglasses : POC 『 REQUIRE 』
glove : HESTRA 『 31190 ERGO GRIP ACTIVE WOOL TERRY 』

重量わずか334g(Lサイズ)。

スノーシェルというより、もはやレインシェルとも言える軽さを実現したこのモデルは、雪山においてミニマムな装備を求める方、既にメインとなるスノーシェルを持っている方にとってのバックアップ用、もしくはセカンドシェルとして、最適な1枚となること間違いなしです。

軽さとシンプルさから、グリーンシーズンのアウターにも適しているため、オールシーズン使い回せます。

color : Caviar

使用している防水透湿メンブレンであるdri1は、軽くてとってもしなやか。
そのため、dri1はレインシャルジャケットにも使用される素材ですが、このアノラック型ジャケットはスノーシーズンの使用を想定しているため、70デニールの表面生地を張り合わせています。

その表面生地だけを見ると、NORRONAを代表するスノーシェル『 lofoten Gore-Tex Pro Jacket 』と同等であり、軽いだけではなく耐久性を確保しているのが伺えます。

dri1と70デニールの表地を1枚に圧着し、裏地を省く2.5レイヤー構造にすることで、軽さとしなやかさを失うことなく、耐久性とのバランスをとっているのです。
裏地は省いていますが、内側に凹凸のあるプリントを施すことで、メンブレンの保護と素肌へのべたつきの軽減が実現しています。

glove : HESTRA 『 31190 ERGO GRIP ACTIVE WOOL TERRY 』

機能的な部分が制限されるアノラックという形の中でも、最大限の快適性とフィールドでの使い勝手の良さを追求するのが、NORRONAというアウトドアブランドです。

アノラックという軽さと着心地を求める中で、脇にベンチレーション(換気)ジップを付けることは本末転倒。

そこで、フロントジップは下からも開閉できるダブルスライダーにすることで、ベンチレーションとしても機能するようにデザインされています。
また、少し長めにデザインされたジップは、脱ぎ着のしやすさにも寄与してくれます。

フードは登山用ヘルメット、スキー・スノーボード用ヘルメットにも対応します。

ジップを閉じてしまえば密閉性が非常に高いため、確実に風雪の侵入も防いでくれます。

ワンハンド、ワンアクションで行なえるフードフィッティング。

アイゼン・ピッケル装備で急峻な斜面の登高中、強烈な風雪が吹きつけフードがバタバタ…
はたまた自転車通勤時の急な雨…

そんな両手を使えない状況でも、視界を左右するフードのフィット感を調整できるって、本当に嬉しいものです。

袖口の調整は、グローブに対応するベルクロ式。

軽量化を優先しているため、『 tamok Gore-Tex Performance Shell Jacket 』や『 lofoten Gore-Tex Pro Jacket 』に付いている、袖口内部のスノーカフやウェスト内部のスノースカートは付属していません。

アノラックの顔とも言えるカンガルーポケット。

底部にマチを設けることで、グローブなど厚みのあるものをスムーズに収納できます。

さらに内部には、ストレッチメッシュによる仕切りポケット付き。
スマホや小物入れに役立てて下さい。

ジップは全てビスロン型の止水ジップにすることで、ジップによる突っ張りを極力減らし、アノラックらしい着心地の良さを生かしています。

左袖には、フラップ式のポケットを装備。
大きめな上にベルクロ式のため、出し入れがとってもスムーズです。

開閉口は完全防水ではないため、濡れて困るものは入れないようにして下さいね。

確実な防水性と、持ち運びにも適した軽さとコンパクトさ。
フィールドで役立つ面を中心に紹介しましたが、普段使いにもすごくお勧めのアイテムです。

メンズのみのサイズ展開となりますが、女性が少しオーバーサイズで着ても◎
アノラックならではの可愛いスタイリングが完成します。

ぜひ、FULLMARKS各店でチェックしてみて下さい。


tamok dri1 Anorak (M) 』
price : ¥44,000+tax
color : Caviar / Winter Twig
size : S-XL