Itaru Fukushima
中学校3年生の時、ちょうど長野オリンピックが開催されて、地元の野沢温泉村でも村をあげて大いに盛り上がったのを鮮明に覚えています。野沢温泉ではバイアスロン競技の会場となりました。中学生まではクロスカントリー部に所属し、オープニングセレモニーでは各国の国旗を持って走らせてもらったり、聖火ランナーとしても参加しました。僕がスノーボードと出会ったのも長野オリンピックから正式種目になったスノーボードHP種目をTVで見て衝撃を受けたことに始まります。
高校生になって住み込みをしながら斑尾高原スキー場で、スノーボードに明け暮れていました。そんな時、ゲレンデを颯爽とカービングするインストラクターに憧れて検定を受けるようになりました。
高校卒業後、単身ニュージーランドやカナダへスノーボードの技術を磨くため滑り込み修行へ行きました。進路を決める時には、海外に行けば英語も出来て、1年中スノーボードが出来ると勝手なイメージでやる気満々でした。
現地で出会う人から情報を得たり、紹介してもらったりしながらカナダのレイクルイーズでインストラクター資格を取り働く事ができました。当時、ニュージーランドやカナダへ行く日本人ライダーも多く(行ってみて気付く!!)ライダーやプロになるためにトレーニングに来ている人が多かったです。
春はウィスラー、夏はニュージーランド、冬は野沢温泉というようなサイクルでスノーボードばかりしていたのですが25歳の時にアウトドアガイドの先輩に誘ってもらい群馬県みなかみ町でラフティングをメインとしたアウトドアカンパニー「カッパCLUB」に入社しました。
ここでアウトドアガイドの基本を学び、本気で自然と向き合っていろいろな事に挑戦しているスタッフに影響を受けました。
その後、スノーボード技術選を主にSAJスノーボードデモンストレーターを経て長野県白馬村に拠点を移しアウトドアガイドサービス「Mauka outdoor」を主宰。SUP、バックカントリースキー、スノーボードを通して自然遊びの楽しさを伝えています。
長野県のフィールドで四季を通じたアウトドアスポーツをゲストの方に楽しんでもらえるツアーを企画中で、自然との調和を大切にして、季節にあった内容で『その時、その場で旬のもの』をリアルタイムで発信できればとおもっています。
アウターやギアは、しっかりしていて長持ちするのを愛用しています。HOUDINIがお気に入りで、なんといってもしなやかな着心地〜!! 動きやすいうえに温かいのです。
アウトドアガイドという仕事柄、外で活動する機会が多くアウターやギアは、様々な場面で愛用しています。特にお気に入りが、HOUDINIのPOWER HOUDI!! 何と言ってもこの Polartec®︎とPower Stretch®︎のどんな動きにも対応する伸縮性がとてもよいのです。スポンジの様なやわらかさと肌触りもサラッとしている所です。サムホールに手を入れて自由に伸びても全くストレス感じません。ジップの色使いもお気に入りの1つ。多少の雨も弾くので、小雨の中の活動でもおかまいなしです。このPOWER HOUDIは、白馬の春秋冬のスリーシーズン対応で使用率も高く、気付いたら5年間、壊れる事なく着続けている1着で、海から山へ 、家から街へ 。1年中ずっとフィールドと街をシームレスにつなげてくれるウェアです。
HOUDINI Suprima Vestは、普段着でも少し肌寒いなと思ったら良く着ています。肩周りもストレッチ素材で可動域も良く動きやすいです。
特に気に入っているのは、ジップ上部の首元のフリース生地ですね。
急な降雪時には直接肌に触れる所なので上まで閉めて温かくしてます。
それに加え、ジップを急いで上げた時にカバーがあるので皮膚を挟まないので安心して使えます(笑)。暑くなったらパッカブルなのでしまってザックに入れるかポケットにしまってます。もちろんフィールドでは Endure Shorts との組み合わせが多く、使い方は上下のバランスで着合せてます。
楽しくライディングする為には、厳しい条件の中でもゲレンデやBCに出掛ける時に、その日の天候や状況に合わせてレイヤリングを決めますがインナーに合わせて着るのが Endure Shorts です。かなりの使用頻度ですが、中に入っている Primaloft®︎が、だいぶあったかいです。ウェアパンツとの相性も良く、スルスルとした感じがとても快適で、履いている違和感もないし通気性がとても良いです。
着脱可能なサイドジップも重宝してます。山から降りてきてウェアを脱いでこのままいる事も多いです。気がつくと、1年中ずっと全身フーディニです(笑)。
初めてHESTRAのグローブに手を通したのがこの一代前の3-Finger Full Leatherでした。気に入っている所は、人差し指が独立していてスノーボードを着脱時にバインディングのラチェットの開閉がしやすい事です。雪山でのジップの上げ下げやちょっとした動作が、3-Fingerという構造で出来ることが格段に増えます。
指先が、雪面に当たってボロボロになりやすいグローブが多い中縫製がしっかりしていて長持ちする所も気に入ってます。
インナーも5本に別れていて、指先が冷える厳冬期でも、とても暖かいです。取り外し可能で、汗をかいたり汚れてしまっても洗う事ができ、清潔に保てます。
グローブ専用のリムーバーを使う事で、防水性はもちろん皮がしっとり柔らかくなり色に深みが出て愛着が湧きます。
白馬番屋クラフトにて加工中〜SALOMON Snowboards BOARD SICKSTICK162,〜今も雪が降るのを楽しみに待っています。
福島 格
Itaru Fukushima
★★★★★
次回は、九州で生まれて西日本から出た事がないような私が、いきなりの北海道ライフ。それはそれは極寒すぎて驚き!!GENTEMSTICKプロライダーの 桑原シーサー 知美 氏の登場です。
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