9×9レターティシャツ
¥7,920(税込)
今回プリントデザインを依頼したのは、写真家の山田博行氏。
自身もスノーボーダーである山田氏は23歳の頃アラスカの氷河に魅せられ、アラスカの暮らしや氷河などをテーマとした多くの作品を残す。映像の分野でもフルマークスでもサポートをするプロスキーヤー佐々木大輔主演のドキュメンタリー映画「END OF THE LINE」監督を務めるなど幅広いジャンルで活躍する写真家。
この9×9LETTER T-Shirtsは、PERMANENT UNIONのスタイル、私達が雪山を中心とした生活の中にある感覚や、行動などを文字化し、縦横9つのワードに収め、雪山で風を切って進む姿を表現した。
そして今回もT-Shirtsボディは ”スウェットを正統派に” をコンセプトにしている「LOOPWHEELER」。吊り編み機にかけて編まれるこの生地はゆっくりと時間を掛けて編まれる。しなやかで肌にとても優しい風合いに仕上がるこの生地は型崩れしずらい。ヘビーユースされるT-Shirtsだからこそ丈夫なものを長く愛用してほしい。
<LOOPWHEELER>
「世界一、正統なスウェットシャツ」を。
the best authentic sweatshirt of the world.
そんな思いから1999年にLOOPWHEELERはスタートしました。 熟練した技術を持つ職人の手によって生み出される「着心地のよい」吊り編みものだけを世界に発信しています。 それはなぜ可能になるのか。 吊り編み機と縫製の経験値豊かな職人達。 そして全ての工程に携わる人との絆から生まれる、確かな技術力と生産工場が背景にあるからです。 誇れるメイドイン・ジャパンのスウェットウェアを生産、吊り編み生地の新しい世界観を、初心のままに創り続けています。
「吊り編み機」は1960年半ばまではスウェットシャツの生地を生産するにはごく一般的な編み機でした。その出来あがった生地の最大の特徴は「やわらかさ」、この言葉に集約されます。人の肌に一番近い衣服として、またトレーニングウェアとしてくり返し洗濯してもその特性が失われにくい吊り編み生地の特性は、スウェットシャツやTシャツの素材として最適でした。しかし、衣料品にも大量生産・大量消費の時代が訪れ、効率重視の生産体制が築かれる中、この吊り編み機は徐々にその姿を消してゆきます。たとえば「吊り裏毛」は1時間に1mしか編むことが出来ず、さらには職人が常時、編み機の調整を行いながらの稼動になるため、多くの工場がコンピュータ制御の最新の編み機を導入する事で、生産効率を上げていきました。
現在吊り編み機は、日本の和歌山に約400台が存在し、そのうちの約200台が稼動しています。 熟練工の技術(編み立て、修理、整備等)を必要としながらの生産過程は、確かに非効率の極みかも知れません。ですが、ここには真っ当なものつくりの姿勢があります。何気なく毎日袖を通すスウェットシャツやTシャツ、この肌に一番近い1st.レイヤーであるアイテムの「着心地のよさ」を、素材、デザイン、パターン、縫製における ベストな行程を経て、完成させます。60年代以前に作られたスウェットシャツはヴィンテージアイテムとして時代を超えて愛されています。吊り編み機を使用したこれらの生地は長年の使用にもへこたれることなく、着続けることができます。
一つの服を着心地よく、長年にわたってその風合いを失うことなく、次の世代へ味わいを残し続けることができるということ。 そしてその為に、生産現場の背景を未来に存続させてゆくということ。 私達、LOOPWHEELERが「世界一、正統なスウェットシャツ」を目指し、歩む理由がここにあります。