Ski touring – Summit to Shore

ノルウエーで2番目に大きな島で、自然の宝庫。スキーツアーの聖地としてもよく知られるLofotenやLyngenからもそう遠くなく、アドベンチャーが楽しめるセニヤ島。これは今回私たちがこの島で楽しんできたスキーアドベンチャーの記録である。

土曜日の早朝、ノルウエー北部のHarstadの港に集合した私たちを迎えてくれたのはノルウエー最古の大型帆船Anna Rogde号だった。今日から5日間を北ノルウエーの自然の中でスキーやセーリングが体験できるという、少し誇らしい気持ちで出航した。

1日目 – Skrolsvik:
わくわくする船旅のあと、午後の早い時間にSkrolsvikに到着した私たちは早速初日のスキーツアーに向かうことにした。目的地はSjursviktinden。風が強くなり始めたものの3時間ぐらいの登りの後にまずまずのいいターンを決めて目的地のビーチに到着した。 このビーチから帆船に戻るために小型のゴムボートで搬送してもらうのだが、風と波と暗闇の中での行動は困難を極め、なんと3時間もの余計な時間を過ごしたのである。ブーツの中までびしょびしょになりながらどうにか帰船が完了したときはもう満点の星空が広がっていた。

2日目 – Kvænan:
Kvænanはクラシックルートのひとつとして、そしてセニヤ島で3番目に高い山としてよく知られている。ここでは非常に強い風と凍った斜面での登りになり、頻繁にピッケルやアイゼンを使うはめになった。それにしても10以上の尖塔でつくられたKvænanは、とても雄大で幻想的な印象であった。

上り詰めるとこのような眺望が広がっている!

3日目 – Storehesten:
Senjahopenからそう遠くないLilleとStorehestenの二つのピークにすばらしい天候の中向かった。

4日目 – Keipen:
フィヨルドの内側に位置するKeipenからまたもすばらしい景色を眺めることができる。このKeipenでは、ピークハントをするグループと無数のクロワールの滑降に挑むグループに分かれて行動することになった。

5日目 – Andørja:
おとぎ話のようなセニヤ島からの帰り道に、私たちは美しいAndørjaで最後のハイクをした。ここのSnøtindの登りでは快適な天候とすばらしいコンディションに恵まれ、満足度の高い滑りを堪能するとともに、この旅の充実に心から感謝した。みなさんも一度この島を訪れてみてはいかがだろうか?

Video from the trip: