Norrønaの従業員の100%が、それぞれの通勤にかかる総所要時間のうちの最低でも75%を環境に配慮した方法で行い、そうしたエコフレンドリーな通勤をより積極的に推進できるようにすることが目標です。
2016年には、従業員の85%が環境に配慮した方法で通勤しており、33%の従業員が自転車、ランニング、または徒歩によるものでした。2018年には、この環境に配慮した通勤は全従業員の96%まで増加し、近い将来、私たちは100%への到達を目指しています。
この目標を達成するために、通勤や就業中の移動について、Norrønaではいくつかの改善策を開始しています。まずは、営業担当者が使用する社用車を、電気自動車またはハイブリッド車(電気をエネルギー源として走行できるタイプでなければなりません)に切り替えました。そして、私たちが持っている数少ない利用可能な駐車スペースは、電気自動車専用として予約されているものです。さらに、Norrønaが参加費を負担する、自転車または徒歩通勤のコンペティションも主催しています。また、タオルを使用できるシャワー付きの更衣室を社内に備えており、これは自転車、徒歩、ランニングでの通勤をしやすくするための仕組みのうちのひとつです。
Norrønaは、社内で生じる廃棄物を再資源化し、埋立処分される廃棄物をゼロ化したオフィスを目指しています。長期的な意図としては、Norrøna本社において発生するあらゆる廃棄物をリサイクルすることです。
これはまだ目標に向けて取り組み続けていることですが、私たちのゴールは、本社の埋立廃棄物をゼロにすることです。それは、本社で発生したすべての廃棄物をリサイクルする必要があることを意味しており、達成のためにどのような選択肢があるのかを整理し、それに基づいて実施計画を策定します。現在は、紙ごみのリサイクルと生ごみの分別回収に加え、電子廃棄物は再利用可能な部品や材料を取り出す返却ステーションへと配送し、さらにプラスチック廃棄物のほとんどはリサイクルのための回収を行なっています。
現在、着古した衣料品のリターン・ソリューションを模索していますが、現時点のヨーロッパにおいては、環境に配慮したものにすることは困難な状況です。また、中古品の再販を促進するオプションも検討しており、これまでNorrønaは常にすべてのお客様に対して修理サービスを提供してきました。
2018年までに、本社に蓄積された廃棄物の82%がリサイクルされました。
2015年4月、Norrønaはオスロ郊外のLysakerにある美しい場所へと本社を移転しました。Lysaker川のすぐそばにあるこの社屋は、もとは1862年に建てられた古い工業用レンガ造りの建物であり、入居する前に全面的な改修が必要でした。それに伴い、改修のための広範な環境計画が策定され、それが最も環境に優しい材料や代替品の使用を保証するものとなりました。このように、新築ではなく既存の建物を利用するという選択も、環境に配慮した方法であると言えます。
Norrøna本社社屋の電力供給は完全に再生可能エネルギーに基づいています。二酸化炭素排出量を削減するために、新しい本社には再生可能エネルギーを供給したいと考えていました。そして、現在は電力の100%を水力発電でまかなっているため、この目標はすでに達成されています。Norrønaの電力が水力発電によるものであることを証明する電力供給事業者の証明書をご覧ください。
証明書はこちら