Norrønaはバリューチェーンにおける動物の福祉に取り組んでおり、動物が5つの自由に従って人道的に扱われることを確実にするように努めています。この動物福祉の基本原則である5つの自由(飢え・乾きからの自由、不快からの自由、痛み・怪我・病気からの自由、動物本来の行動がとれる自由、恐怖・抑圧からの自由)は、人間が管理するすべての動物に対して保障しなければならないものです。
私たちが使用するウールは、非ミュールジングで追跡可能な羊のものです。そのすべてのウールは、第三者機関による検証および動物福祉とトレーサビリティが保証されているか、または同様に製造工程において責任ある管理がなされているかを証明するウールの国際的な認証基準であるResponsible Wool Standard (RWS) の認定を受けています。RWSはまだ新しい認証であるため、一部のサプライヤーではまだ検証中の段階ですが、私たちは使用するウールの100%をRWS認証済みのウールや再生ウールにしていく予定です。
※ミュールシングは子羊の臀部と陰部への蛆虫の寄生を防ぐため、その皮膚や肉の一部を無麻酔で切り取る方法で、羊たちに大きな痛みを与える行為です。
Norrønaではまた、いくつかの厳選された製品に再生ウールを使用しています。これにより、動物や自然への負荷をさらに軽減しています。
Norrønaでは、国際基準であるResponsible Down Standard (RDS) の認証を受けたダウンのみ使用しており、これにより不必要な危害を受けていない鳥に由来するダウンとフェザーであることを保証します。私たちのサプライチェーンのすべてのダウンは、食用に飼育されたガチョウとアヒルのものであり、強制給餌や生きたままでの羽毛採取は行われていません。
一部の製品(グローブなど)では山羊革を使用していますが、バリューチェーン全体で山羊と自然の両方を保護することは困難であることが証明されています。このため、私たちはPittardsと協力することを選択しました。Pittardsは動物を人道的に扱う動物福祉と、皮革の持続可能な処理方法を確保するための優れたシステムを備えているからです。
また動物福祉への取り組みの一環として、Norrønaでは動物の毛皮であるファーを素材として使用していません。