「独立峰がいくつかあって30分圏内に10箇所ほどのスノーリゾートがある。天候や雪、遊び方によってフィールドを選ぶことができるのが、ここ信濃町の魅力です」
HASSYこと橋本貴興が暮らす長野県信濃町は、四方を北信五岳に囲まれたマウンテンサイド。東西南北どの方角にも滑走フィールドが点在しているスノータウンだ。
日本屈指の豪雪地帯である妙高も身近で、基本的にはそのエリアの「妙高 杉の原スキー場」と「赤倉観光」をホームゲレンデとして毎日を過ごしている。朝イチに杉の原のグルーミングを滑り込み、午後から赤倉の山を登ることもあれば、反対に1日で1本だけを滑るなんて贅沢な日もある。
そして身体と心と山のコンディションが整えば、狙っていた山岳斜面へとチャージするDAYが幕を開ける。
「戸隠連峰と頸城山塊には、まだ滑ったことのないラインがいっぱいあるんで、この冬はその辺りへ足を向けてみようと思っています」
信濃町に越して15年が経過したHASSYの冬の日常は、今なお、冒険の連続だ。
首元にスナップボタンをあしらったTシャツタイプのインサレーション。表地は撥水加工が施されたC9 Ripstop™、中綿には軽量で暖かなPrimaLoft® Gold Active+を使用し、優れた透湿性、速乾性、防風性により様々なシーンを快適にしてくれる。ベースレイヤーやミッドレイヤーに重ねれば上半身の主要な部分をカバーすることができ、長袖のインサレーションに比べて軽量でかさばらないことが特徴。サッと保温性を追可したいシチュエーション以外にも、ハッシーはスプリングシーズンのリゾート遊びなどのファッションとしても使用予定だとか。
機能性と持続可能性を兼ね備えた、フリースに代わる新世代のミッドレイヤー。マイクロファイバーの抜け落ちによる海洋汚染を防ぐため米国ポーラテック社が開発した、新しいファブリック構造の繊維を採用。その生地は柔らかく滑らかな肌触りのPolartec® Power Air Light。小さなエアポケットに中綿と空気の層を含む特殊なカプセル構造により断熱性を生み出し、マイクロファイバーの抜け落ちは従来のフリース製品と比較して最大80%削減することに成功した。セカンドレイヤーとして使用しているハッシーも、トップシーズンからテン泊を伴う山行まで、あらゆるシチュエーションで着用。
暖かく風通しの良いフード付きインサレーションジャケット。胸、肩、フード部分は丈夫で耐風性に優れるSpinner Ripstop™、その他の生地に高い透湿性と肌触りの良さを備えるC9 Ripstop™、そして中綿には軽量性と速乾性に優れ、濡れても保温力を損なうことのないPrimaLoft® Gold Active+を使用することで、通気性と保温性の両立を実現。ハッシーはバックカントリーでジャケットの上に羽織るビレージャケットとして、またスプリットボードのモードチェンジの際に風と冷えから身体を守るために使用している。
ハッシーがシーズンを通してメインジャケットとして着用していた、多用途に使用可能な完全防水のシェルジャケットと、あらゆるフィールドで効果を発揮する完全防水のシェルパンツのセットアップ。自由な動きを可能にするMade to Moveデザインを採用しているため、動きやすく様々なアウトドアアクティビティで着用することが可能。細すぎないハッシー好みのシルエットで、ジャケットにはチェストポケット、両サイドのハンドポケット、内側の2つのポケットと収納も多く、ハイク時やリフト回しでリゾートを滑る時などはの使い勝手の良さも魅力のひとつ。
Takaoki Hashimoto
@takaokihashimoto
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-Photo by
Tsukasa Uozumi
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-Text by
Die Go
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