Noriko Fukushima – 10 Years in Japan

Houdini 10th Anniversary

Noriko Fukushima

ABOUT ME

福島 のり子

長野県白馬村で生まれ、幼少時代からアルペンスキー競技で活躍。2004年からスキークロス競技に転向し、バンクーバー五輪出場を果たす。現在は活動の舞台をフリーライディングに移し、地元白馬のスキー場からバックカントリーまでをシームレスに滑走している。また、女性向けのスキーキャンプをはじめ、近年は地元「白馬村スキークラブ」のジュニア育成に携わるなど、スキー好きの子ども達を増やすことにも尽力。白馬岩岳で実家の宿「ロッジやまじう」の3代目女将として宿を切り盛りしつつ、母として3人の子どもたちを育て、グリーンシーズンは夫の格とともにアウトドアガイドサービス「Mauka outdoor」を営み、1年を通して白馬の自然を元気いっぱいに楽しんでいる。

ABOUT ME

「いわゆるスキーブランドのウェアを長く着てきた私にとって、Houdiniの着心地の良さは驚きでした。色もスタイルも素材もいい。なにか新たな自分に出会えたような気分でしたし、実際、初めてHoudiniのウェアを着てゲレンデに立ったとき、そこで会った滑り仲間たちは私だと認識できなかったくらいです。当時のウェアは今も古さを感じさせないし、最近のウェアとセットアップしてもまったく違和感がない。だから、いつまでも着られるよう手入れをしながら大切に使っています」

1. Cosmo Top

最高に気持ちのいい肌触りの生地で仕立てられていて、着心地がよく、シワになりにくい。この1枚を着るだけで、お洒落に見えてしまうところが何よりの魅力です。私はいつもカジュアルな服装なので、これを着ていくと、「あれ、今日はなにかちょっと違うね」と見られることも多く、それもこの服が好きな理由です。授業参観日やちょっとした食事会のときにサッと着ていくのにちょうどいいし、旅行にも必ず持って行きます。旅先でキチンとした格好が求められるところに行くことがあるかもしれませんからね。それでいてアウトドアで着ても快適でタフな機能性素材だから、気軽に普段着として着ていますし、畑で野菜を収穫するときだって着たままです。もう一着欲しいと思っていたらいつの間にかなくなってしまって。でも、来春には復活するようなので楽しみです。

1. Cosmo Top

2. MTM Thrill Twill Pants

普段使いでホントに毎日のように穿いています。このパンツも廃盤になってしまったのですが、今でも好きすぎて、膝が抜けるくらいまで穿いているのがちょっと恥ずかしいくらい。家の中でも使っていますが、どちらかというとMTBに乗ったり、ボルダリングに行ったり、屋外でなにかするときはたいていこれですね。朝の散歩や畑仕事、近所の神社を参拝するときも。ポイントは膝の立体裁断です。縫い目がタテではなく、膝に向かって入っているので、脚の曲げ伸ばしがしやすくストレスがまったくない。だから外遊びには最高です。生地は薄すぎず、厚すぎず。白馬でも真夏は短パンを穿いてますが、それ以外の季節、特に春と秋は最高です。

2. MTM Thrill Twill Pants

3. Power Houdi

言わずと知れた名品ですね。シンプル・イズ・ベストなデザインで、誰もが納得の着心地の良さと暖かさ。白馬では10月中旬から春までは、いつでも、毎日、これを着ています。滑るときも、もちろん着ています。5月中旬頃になると、アウトライトフーディ(これまた大好きな1着)を手に取る日も増えてきますが、寒い季節は毎日のようにパワーフーディです。写真の紫の1着は、私が最初に着たHoudini製品で、日本で本格展開が始まる前のものだから、もう10年以上は着続けています。それでもヘタることなく、毛玉になることもなく、今なお現役。だから、この1着の思い入れは強いです。ほかにカラー違いで4着持っているので、その日の気分や用事で使い分けています。

3. W’s Power Houdi
photo: Hiroshi Suganuma, Takeshi Wakabayashi text: Noriko Fukushima, Chikara Terakura