Mai Fukushima
ABOUT ME
福島 舞
北海道函館市生まれ。2010年に雑誌の企画で「OSJおんたけウルトラトレイル」に出場し、生まれて初めての山の100kmランを泣きながら完走。以後、トレイルランニングの虜になり、国内外の大会で多くの優勝、入賞の実績を挙げる。現在は都内の出版社に勤務しており、毎朝の通勤では約10kmを走って出勤し、週末は山々を駆け巡る日々。八ヶ岳や北アルプスを走るのが大好きで、そのためのトレーニングとしてマラソンのレースにも出場している。好きな1日は、早朝から北アルプス爺ヶ岳に登り、鹿島槍ヶ岳、五竜岳と走り抜け、唐松岳から八方尾根を駆け下りて、ラストは「焼肉深山」というコース。山を走るのと同じくらい、ビールを飲んでモリモリ食べることが好き。2020年、ネパールの6000m峰ロブチェイーストに登頂している。
1. Pace Flow Houdi
HoudiniというブランドにはPower Houdiのような魅力的なフーディが揃っているのですが、私にとってはこの1着。寒くなってきたときに、ふと気がつくと、無意識にこれを手にしています。デザインの良さと、軽量ながら暖かく、メッシュ地の素材感も好き。適度に空気を通してくれるので、着ていて暑くなりすぎることもなく、適度な暖かさが快適です。軽いので、いつも持ちはこんでいて、ランの前後など、寒くなったらすぐに羽織っています。山に行くときはもちろん、水辺で着てもいい。もしも水がかかってしまっても、メッシュなので生地が重くなることがなく、快適に着ていられます。
2. Dynamic Tank
私にとっては、山でもロードでも絶対にDynamic Tank! 特に暑い夏はマストです。これはもう本当に着心地がよくて、今年の山も、去年の山も、すべてこのタンクを着て走っていましたし、フルマラソンのレースに出るときも、必ずこれを着ていました。タンクは腕を振りやすく、背中の空き具合が最高です。肩甲骨まわりが大きく開いているので、走っているときの動きがぜんぜん違います。やはり涼しいですしね。やわらかな素材で着心地は抜群。私の敏感肌とも相性がいいようで、汗をかいても問題なし。でも残念ながら今は廃盤で、後継モデルのPace Air Tankもメンズ展開のみ。だから、手入れをしながらずっと使っていきたいですね。
3. Route Shirt Dress
どんなシーンでも違和感なく着られる大好きなボタン留めの襟付きワンピース。これを着ていると、「どこのブランド?」とよく聞かれます。コットンのような風合いなのに軽々としていて、とてもやわらかな着心地。好きすぎて、着られる季節はずっと着ていますし、真夏でも持ち歩いて、エアコンで冷えた室内で羽織っています。カラーも豊富で、私は5着を別々のカラーで持っていて、毎日のように違う色をルーティンで楽しんでいます。もちろん会社でも着ていますし、旅行には必ず持って行きます。旅先で手洗いしてもシワにならず、すぐに乾いてくれるので、これ1枚あるだけで本当に便利。全女子にお勧めしたいアイテムです。
4. Bag It
すごくシンプルなバックパックですが、このシンプルさが好き。これも廃盤なんですよね。普段から使っていますし、生地がストレッチするので、見た目以上にいろいろ入ります。電車で日帰りする山のときなどは、必要なものを全部入れて持って行きます。着替えや替えのシューズ、化粧道具やお風呂セットを全部入れてロッカーに収納して、走り出す。スノーシェルの製造段階で余った生地をリユースして作っていたようです。そんなHoudiniだからこそ、今は余りを出ないような努力がなされ、その結果、このバックパックが作る余地がなってしまったのかも……。あくまで私の想像ですが。