10月の北海道。
こちらも。
魚も野生動物も人前に姿を現さなかった個体が越冬に向け、活発に動き回っています。
そして、僕のライフワークの一つ、バンブロッドビルディングの方では。
夏に運良く樺の巨木から質の良い樹皮をとる事ができましたので、birch bark grip をつくりました。
昔からフライロッドのグリップ、ナイフのグリップと一部のビルダーの間で使われてきた樺の樹皮の積層グリップは歴史上、特別珍しい試みではありませんが、僕にとって北海道の森から生まれた このグリップ は特別なものとなりました。
肉厚で質の良い樺の樹皮採集はとても難しく、時期は初夏、樺の樹が最も水を吸い上げている時期に限られます。
それは、この時期でないと樹皮を綺麗に剥ぐことが出来ないからです。
また、この時期なら全ての樺樹皮が綺麗に剥げるかと言うとそうでもなく、タイミングよく水が上がっている樹からしか綺麗に樹皮を剥ぐことが出来ないのです。
これは感覚でしかないのです。
そして、山の方は。
モッチー
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