僕らのメンバーには必ず嵐を呼ぶ人がいる。しかも2人も。。しかし！今回の天気予報は、、、、晴れ・晴れのち曇り・小雨！！
いいじゃないですかー！いつになく、いいですよ！ 小雨？それはほぼ晴れに近い！
彼らがいる中で嵐以外は晴れと一緒です！完璧です！
そうなんです。。予報はまずまずだったのです。。。
仕事を終え、すでに２３時。「よ～し！行くよー！」LINEにメッセージが入り、重たいバックを背負い階段を下りる。
既にパンパンの車内に自分の荷物を押し込むように詰め、いざ出発。一路新潟へ。
１時間後、もう一台と合流！ここで夕食組は上里うどんを頬張るが、一人真夜中にかつ丼食ってる人がいる。。昨日まで札幌にいた人この人は何が何でも肉が欲しかったのか。。一口二口と食べると「。。。もういらない。。。」・・・そりゃそうだ！
４時間後、新潟着。「どっかで仮眠しようよ。もう眠いよ。。」「そうだよね。とりあえずセブンイレブンでトイレ借りようか。寝る前のビールも買おうよ。」
・・・・・・その結果。
セブンイレブンさんごめんなさい。寝るにはとても良い傾斜だったので。。そして朝まで起こさないでくれてありがとう。
早朝、出発前に腹ごしらえの為市内にある市場へ。
岩船港出港。今回は初めての人もいたので、横断は無しにして、島をぐるっとしようという事になりました。
粟島到着！！！ 天気も良く、旅の始まりです！
「ねぇーこれ誰もつの？ 俺持つよ！ これは？？ 俺持てるよー！！ こっちにもあるよーー ・・・・・・・あぁー俺片手空いてる。。。」
ここで重さ比較。アルフェック ボイジャー430 ＜ フジタ アルピナ2 460 ＜＜＜ フェザー K2（確実に倍の重さ） 圧倒的勝利。
最初は気合でなんとかなる。・・・・・出廷場所まで100ｍ。200ｍ。500ｍ。
「どこ～～～？？。。。汗」「まだ～～～？？」
K2はつらい。。
男性陣アウト～～。
しかし！なんとか準備をし、島の反対側の野営地へいざ出艇！！
こっからはすごかった！！
THE ISLAND！的な立派な洞窟や、
日本海に沈む夕日は格別。
料理長も腕を振るいます！
翌日も！
釣りで有名な粟島はこの時期はイカです！
小島が多く、カヤックツーリングには最適。
1日目、2日目は最高でした。海は真っ青。魚はうじゃうじゃ。日差しも心地よく。程よい風。言う事なしのトリップです。
ただし、ここからが僕らの旅の本領発揮です。
夕方になり、、「おーーー小雨が来たぞーー」「おー予定通りだねー」「やっぱり反対側から戻ってきてよかったねー」
最初は余裕です。なんせ、予定通りですから！！
少し、片付けをし今日の宿である大きめのあずまやにて野営の準備。
UNOだってやっちゃいます。
さざえも食べちゃいます。
余裕です！小雨ですから！
・・・・「そろそろ寝るよー」日付が変わる頃であった。
「もう、これからずっと雨だし、良いあずまやあるし、ここのテーブルの上に寝ちゃおう！」
6人全員、贅沢にあずまやのテーブルにシュラフを広げ横になる。
「おやすみー」「明日6時ねー」 そう、確実に粟島をなめていた。もう９月終わり。絶対もういないと思っていたのに。。
・・・・・・・・・・パチッ！・・・・・バチッ！・・・・・
その小雨が良くなかった。。
寝床に入り、1時間。・・・・耳元で繰り返し繰り返し・・・ブゥーン・・・・パチッ！・・・・・ブゥーン・・・パチッ！
寝るに寝れない。。。蚊だ。。。シュラフを被る・・・・被ると暑い・・・・
少し出る。・・・ブゥーン・・・・パチッ！・・・・・ブゥーン・・・パチッ！
9月終わりだぞ。。こんなに蚊がいるか？？？！！！ダニか？ブヨか？
なにか策は無いか。。。どうにかしてこの状況を打開しなくては。。
アッ！そういえば、、NORRONAのバックの外に付いているメッシュ状の袋が取り外せたはずだ。
眠い目なのか、すでに蚊に食われたからなのか分からないが目をこすりながらバックの元へ。
想像通り、顔がすっぽり収まるメッシュの袋。完璧。さすがハンティング用。顔用の蚊帳まで付いてるのか。。。ｗ
よし！これで寝れる！そう思ったとき。・・・
「カーーー！！！！！この蚊ーーーー！！ブン！ブン！！もう無理！！」
隣にいたまっちゃんが声を上げるｗ
すると一斉にみんなが起きだしたｗ
「やっぱり？！みんなも？！おれも、わたしも！」みんな虫の大群に悩まされていたｗ
「めっちゃかいーんだわー」「めっちゃ喰われたー」
実は粟島という場所は日本でも有名な蚊の大量生息地帯。。 もちろんこれは後々知ること。しかも１mmに満たない大きさの蚊のようで。。
「俺なんておでこボッコボコｗ」「俺もボッコボコ」「どれどれｗ」「まっちゃんの勝ちｗ」
急遽夜中の2時に急遽暴風雨の中テントを張る。テントが神に思える。。。
翌朝、、、、、暴風により、ペグが取れ雨がテント内へ。。。ｗ
それよりも外に出していた荷物やら何やらが飛んでないか心配で起きた。
外は大雨＆暴風。
「ねぇねぇ、今日帰る船出るかね？」「・・・・・このくらいじゃ大丈夫じゃない？！」
「とりあえず、荷物まとめて漁港の方に行こう。」
「リアカーーーー！！！どうしたの？！！」「５００円で借りてきた！」「ナイス！！」
・・・キンコンカンコーーン・・・粟島港漁港組合よりお知らせいたします・・・・
本日の高速船フェリーは～高波の為～、欠航致します～・・・・・
通常船は～１２時出航便は～欠航～～・・・・・夕方便につきましては～～現在～検討中です～・・・・
「検討中ってどういう事だ？」「動かせたら動かしたいって事だと思う」・・・
結果、その日の便は動かず。。お土産屋のおばあちゃんに「よっぽど日頃の行いが悪いんだねー。欠航なんて滅多にないのに～」
と、まったく聞き取れないスペイン語のような方言で言われたようで。。。そうか。滅多に欠航しないのか・・・・ｗ
でも、とても良いゲストハウスにお世話になり、まさかの航海士という職業の人とも一緒になって、（航海士ならこうなる事分かってただろうになぜ来た？？）
３泊４日の島旅は帰りの道中全員が痒みに悩まされながらの旅となりました。
Senzaki
Comments by fullsales