2年前からNORRØNAの社長に誘われていた、ノルウエーの北にあるロフォテン諸島での船に泊まって船で移動しながら滑るという旅に行ってきました。出発する直前に日本はいい雪が降ってるなぁと少し後ろ髪を引かれる思いでしたが、まぁそれはそれということで、出かけてきました。
今回は船の旅、山を滑る、がメインのテーマだったつもりでしたが、船の旅はもちろんですが1日の時間のほとんどを見たこともない景色の中、山を歩いて過ごすという言葉では言えないほど過酷(?)なものでした。
雪はそのときの「運」次第だとは思うのですが、3日目の1本以外はすべてカリカリのアイスバーン。登るだけでけっこうな体力を消費するのにご褒美の斜面がアイスバーンで、さらに削られた感じでした。きっといい雪だったらもっと楽しいんだろうけど…
1日のスケジュールはざっとこんな感じです。
起床:7:00
朝食:7:30
ブリーフィング:8:00
下船:8:30
登り開始:9:00
滑り終了:17:00
乗船:18:00
軽食(スープ):18:15
夕食:19:30
就寝:疲れ次第…
行動時間がざっと8時間で、そのほとんどの時間が登りなのです。それを結局5日間毎日。さすがに堪えました。唯一の救いはホントにすばらしい景色、20年以上北欧に行ってるのに初めて見たオーロラはなかなかありえないハプニングの最中に見たので忘れることがないだろうなぁ。
今日の写真は船からの風景。
次のポイントを目指すときはいつもワクワクするけど、実際の登りはかなりハードでした。
揺れる船、油断してるとしぶきがハンパないです。そしてかなりしょっぱい。
昨日登った山をあとにして次に向かいます。天気はいいけど風が強い…
そして揺れもすごい…
ゴムボートに移って移動開始。このゴムボートの操縦がかなり荒っぽかった…
NORRØNA社長のヨルゲン。
やたら揺れた夕方の移動。あと1時間も揺れてたらやばかったな。
長かった1日のあとのビールは格別でした。まぁいつでもうまいけどこのときは特にうまかったな。左からNORRØNAのビヨルン、このトリップの写真を撮ってくれたアイリック、そしてガイドアシスタントのフレデリック。
陽が沈んだあともデッキの上はかなり居心地がいいです。揺れてさえなければ。けっこう寒かったけど。
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