こんにちは、
先日、若い頃に世界中を放浪してた友人が、
「どこの国の食事もまったく問題なかったなぁ」
「砂漠を30km歩くときによった村で水を補給したら、水瓶にはなんだかわからないものがいっぱい浮いててさぁ、でもそれでも水なしでは歩けないから飲みましたよ〜!」
「インドでチャイを頼んだら、店のオヤジが河に水汲みに行ってその水でチャイ作るんですよ〜、チャイが濁った色してるのは河の水のせいかなぁ〜!?まぁ沸騰させてるから大丈夫ですよ。ハハハ。」
いやぁすごい話でした。
トライしたことないけどしたいとも思わない。
でもそういう状況になればそれは生きるために必要なことなのかもですね。
チャイは生きるために必要じゃないかもしれないけど。
SWEDENに出張に行くと、朝メシはいつも同じ。
パン、チーズ、ハム、ヨーグルト、シリアル。たまにゆで卵。
そして濃いめのコーヒーってのが普通の朝メシ。
ランチはまぁそれぞれ好きに食べてますが、
けっこう軽めの印象。
サラダにメインディッシュ(サーモン系が多いかな)。
夜はお肉系が多いかな。
でも日本で普通によ〜く食べる炭水化物はイモかパン以外ではほぼ食べません。
もちろんたま〜にパスタとか、まぁいまは寿司も流行ってるので、
こういう食事をする人もいますが、あんまり夕飯では一般的ではないような印象です。
なんだか先日の友人の話を聞いてて思ったのですが、
食文化が深くない国の食事ってすごくシンプルで同じものをいつも食べてるような気がするのです。
そしてみんな「生きるため」に食べてるような。
もちろん「生きるため」に食事をするのは当たり前ですが、
もっと食事を「楽しむ」とか「敬意」をもつとかってことがあってもいいように思うのです。
日本でも最近はコンビニの弁当だったり、
ファーストフードだったり、カップ麺だったりてのを普通に食してる人が増えてるような。
せっかく世界的にみてもかなりの食文化をもったワタクシたちですから、
食事はしっかりと楽しみたいもんです。
自分で好きなものを食べれるようになるのが20歳だとしたら、
体が健康で好きに食べれるのを仮に65歳までとします。
そうすると45年間好きなものを食べれます。
45年*365日*3食=49,275食
約50,000回の食事の機会があり、
そのうち晩飯は16,000回しかありません。
1回1回を大事にしないとあっという間に食べれなくなっちゃいます。
若いときはお金がなくて、とてもたくさん食べれなかったおいしいお肉も、
年齢とともに、今度はお金の余裕はあったとしても、
体が受け付けないという悲しいこともおきます。
エネルギーをチャージするためというだけじゃなく、
食べること、食事をもっとリスペクとするべきだと思うのです。
まぁたま〜に食べるインスタントラーメンってすごくおいしかったりするんですけどね。
それがダメってわけじゃないけど、いつもそれは寂しいな、と言いたいのです。
SWEDENの食事、レストラン次第でもあるけどかなりいけてないです。
友人宅に招待されるとまったく別のおいしいものが出てくるのですが、
外はダメ。 流行ってる寿司はまったくダメ。
日本人が握ってる寿司屋は知ってる限りストックホルムには1軒しかないです。
食文化が深くないからなのか、
日本食を彼ら風にして提供してくれるのですが、まぁすごいことになります。
日本人はこういう「日本風」もけっこううまいこと作ると思うのですが、
やはりこのへんが差なのでしょうか。
yakisoba.gif
これはストックホルムの日本食屋さんで注文した、「焼きそば」。
なぜかゴハンとYAKINIKU(どんな部位かわからない細切りお肉の甘辛炒め)と、
さらに大量のソーズ(メチャメチャ甘いです)が、
これまたかなり甘辛いソーズでからまった「YAKISOBA」と一緒にでてきました。
おいしい日本食もおいしい中華もなかなか出会えません。
1軒だけあるおいしい日本食屋さんはほぼ予約取れないので、
結局いつもインド料理屋でカレーを食べてます。
あとイタリアンもたま〜に当たりに出会えますが、たま〜にです。
やっぱり日本はいいなぁ、、、
今日のランチはなににしよ?
わか