前に書いたかもしれないですが、「トレラン」が好きじゃないです。と書くとかなり語弊があるのでちゃんと書きます。「トレラン」の中の普通の登山道を使って行うレースがダメなのです。歩きに来た人がほとんどの山の登山道を我が物顔で走り抜けるっていう行為がどうにもダメなんです。この話は大昔にヤマケンにHOUDINIでサポートさせてもらうときにも彼と話したことです。彼も100%賛同してくれた記憶があります。
住んでる鎌倉のトレイルでもたまにひとりでトレイルランニングに行きます。そんなにたいした標高でもないのですぐに登り終わってしまうのですが、上がった分だけの景色の変化が楽しめたり季節の移り変わりを感じたり、気持ちよく自分に向き合える時間を楽しめます。
去年は大阪勤務になったこーへーくんに彼が大好きな六甲の山を案内してもらいました。けっこう有名なスポットらしく実際にかなり刺激的でかなり面白い上り下りでした。途中でそれこそ本物の「六甲のおいしい湧き水」を水筒に補給したりその土地を知るものでない限りできない経験をさせてもらったりしたものもちろんよかったのですが、一番感心したのは平日でそんなに多くはなかったもののところどころですれ違うハイカーや、登山客とすれ違う際のこーへーくんの対応でした。
トレイルランニングは新しいスポーツですが誰でも楽しむことができ、それなりにお手軽でもあるように思われているでしょう。それは間違いではないのかもしれませんが、実際に遊ぶエリアは「山岳地帯」であり、通常であればそれなりの装備などが必要とされるエリアであることには変わりないのです。ガイド、熟練した人、コースを良く知る人といっしょに山に入るとか当たり前のことができない人が本来山に入るのは非常に危険が伴います。
先週の週末に、8月後半にフランスであったトレイルランニングの100マイルレースで見事2位に入ったヤマケンの祝勝会に行ってきました。彼のもつ人柄そのままな仲間が大勢集まりすばらしい時間を過ごせました。その翌日は彼とうちのスタッフで八ヶ岳の西岳を走ってきました。これまた最高の仲間とすばらしい景色の中、ホントにいい時間でした。そしてヤマケンが他の登山客やハイカーとすれ違うときは必ず止まって声をドンドンかけるという気持ちのいいやりとりで、これはこーへーくんのそれとまったく同じ。こういうトレイルランニングをする人がひとりでも多くなっていくことで、山はみんなにとって気持ちのいいところになるはずなんですよね。
山梨にあるDILLさんで行われた報告会。次回はすぐ横を流れる川の音をバックにあのおいしいつまみで酒を飲みに行きたいなぁ。
なんと縁とは不思議なもの。右の韮崎市長はヤマケンのお父さんの中学からの友人だそう。そしてヤマケンは韮崎名誉市民に。
白馬の美麻コーヒーも出張出店。おいしいコーヒーとその淹れ方をじ〜っと見てたもののやっぱりプロが淹れたものを飲む方がいいかも…
前の晩にしっかり飲まされた(?)らんようくんは前半かなりキツそうでした。木陰が気持ちいいくらいの天気もよかったなぁ。
山頂からこんな景色! これ観て感動するのはやっぱり日本人ってことでしょうか。
山から下りたら温泉とビールとメシです。
帰りの高速はすっかり爆睡させてもらいました。
また行こうね。
わか
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