オスロから週末だけ脱出。
向かったのは今やNORRØNAのデザインマネージャーになったフレデリックとヨハンナのサマーハウス。オスロからヨーテボリに向かって南下したのはNORRØNAのカンパニーパーティーが終わった深夜1時。酒を飲まないフレデリックの運転する横でもちろん見事に酔っ払っていたわたくしは当然のごとく爆睡。一応少しは気を遣って(?)話しかけていたような記憶があるけど、話が終わった記憶がないから多分質問だけしてまた寝ていたのだろう。

ヨーテボリと国境のちょうど中間ぐらいのところにあるフィヨルド沿いの静かできれいなところにある彼らのサマーハウスに着いたのは朝の4時。フレデリックと元H&Mのバイヤーだったヨハンナのセンスがすべて凝縮したサマーハウスはシンプルにまとめられているもののどれもこれも自分の家に参考になるようなものばかり。居心地の良さもかなりのもの。

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翌朝はかな〜り久しぶりにシーカヤック。こっちの海はすでに冬になっているようでドライスーツをバッチリ着込み万全の状態で海へ。

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気温自体はそこまで低くはなかったもののもしも海に落ちれば想像したくないようなことになりそうな気配。そして波も風もそれなりにある中漕ぎだすと雨まで降ってきた。まぁどっちしても濡れるから雨でもいいんだけど、やっぱり晴れてるほうがいいんだよなぁとか思いながら4時間通気のないドライスーツの中でがっつりいい汗かきました。

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夜は買い込んだ大量のお肉でBBQ。すごく繊細ですべてをコントロールし、決して無駄も無理もしない仕事のスタイルの反動なのか、BBQはいつも豪快。炭を大量に燃やして焼き台の温度は蓋についてる温度計の最大値320度を振り切る始末。だけど食べることが好きな彼らとの食事は楽しい時間でもある。そして酒を飲まない彼とのメシってことで久しぶりに酒を抜くこともできた。

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翌日は天気も悪いねってことでちょっと離れたSPAへ。年配の皆さまが多いこういう施設だけど、ここも例に漏れず年配の方が多かった。サウナはいつまででも入れる感じの温度。これも配慮なのか?

静かに自分の時間を過ごすことができるフレデリックとはそういう意味でも相性がいい。こっちに来ると何しろとにかく喋り続ける人が多いから、喋りたいときだけ喋れるお互いの距離感は実は大事だと思う。喋りながら食べたり飲んだりっていうのはもちろん好きだけど、ちょっとした無言の間がうまく保てないのでいっその事「間」」の方が長い方が良かったりもする。酒飲んでる時はそんなこと考えてないけど。

わか