いやぁなんだかやっぱり長かった3週間、最初の方のミーティングの内容を忘れちゃうぐらいはるか昔の話のような気がします。いつもならこの3週間分を2回とかに分けて来れたんですけど、今回はたまたま3週続けてミーティングがみっしり入ってしまったのでこんな結果になってしまいました。
やっぱり次回はもうすこし短い方がいいですね。

HESTRAのミーティングはいつものように天野くんと。

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3つのグループに分かれてそれぞれのカテゴリー別に商品の説明を受けます。日本チームは今回から新たにHESTRAを販売することになった韓国チーム、今年で10周年のアメリカチーム、そしてカナダと英語で説明を受けるグループです。

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説明がやたら長く、おまけに継続品番まで説明するし、カナダのロブくんはどうでもいいつっこみが多く話が止まることが多いので集中力が保ちません。ふと後ろのグループを振り返って見ると、説明してるヨーナスくんのシャツが変わってました。って分かります?

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1936年に創業したこの会社、古いものがいっぱい。
ドレス用のグローブの注文を受ける際に使用した肘置き。かっこよくないですか?この台に肘を乗せてサイズを測ってもらって自分用のグローブを作るってなんとも優雅な話です。いまでもオーダーを受けてるのでご希望の方は是非ストックホルムのお店まで。費用は400〜600ユーロだそうです。

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素材へのこだわり、自社ラボでの実験ということもしっかりやってます。いまの社長世代は第3世代なのですが、第4世代はもう会社で働いてます。前出のヨーナスくん第4世代ですが、この新しい世代はやはり新しいことにも敏感でいろんなものトライしてます。こういうラボ的なものも彼らの活動があってのものでしょうね。

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多分まだこういうラボとかと縁のなかったであろう第2世代の現社長の父(左)。御年89歳。いまだに週二回の走ったりしてるそうです。この機械の動きに興味津々だった感じ。って、何度も見てるはずだけど… きっとその好奇心がこのブランドの肝なのかも。ちなみに右のスヴァンテが現社長で御年64歳。この人も週2回1時間のジョギングをするそうです。で、彼的な実験は昔からやってて、グローブを外に置きっぱなしにしてどういう変化が皮やその他の部品にあらわれるかとかってけっこう今思えば原始的なことをしてましたね。いまもこのラボで彼はびーかーの上に皮を張って、その上に水をたらして、どのくらいの時間でそれが浸透し下のビーカーに移るのか、そんなことをしてました。 好きです。こういうの。

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なんでだったかいまいち覚えてないのですが、最初に座ったテーブルからデザートのときに違うテーブルに移っててそこにシュナップス登場。いやぁ久しぶりにやっちゃいました。けっこういい爆発力だったな。翌朝は完璧に二日酔い。そしてオフィスに行くと仲のいいドイツのレイナー氏から「昨日おまえのせいでオレは部屋のドア開けっ放しで寝てて、朝起きたらすごい寒かったぞ」とか褒め言葉いただきました。いやぁ、ホントに飲み過ぎたわ。

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今回一番欲しかったグローブ、もちろん非売品の「SWEDEN軍」のこのグローブ。どうにか手に入らないもんかと交渉もまぁ厳しいっすね。さすがに軍のものだと。まぁこうしてある意味一番過酷に使用してくれる人からの信頼を得ているここのグローブいいですよ。

わか