皆さまこんにちは。

FULLMARKSサッポロファクトリー店スタッフの伊藤です。

個人でこういったブログを書くのは初めてなので、緊張気味の書き出しです。

FULLMARKSには、趣味と主張していますがはたから見ると趣味の領域を超えて競技に打ち込んでいたり、海外遠征に行ったり、その道のプロと呼ばれる活動をしているスタッフがいます。

そんなスタッフが書き手をつとめるのが、この【PLAYER’S VOICE】です。

今回はそのうちの一人である自分のことを少し。

登山漫画「岳」の映画版を首がおかしくなるくらい前の席で見たのは数年前のこと。

舞台は北アルプスで、視界いっぱいに広がった白の世界にとても感動したのを覚えています。

何もない、真っ白な凹凸だけの世界。

この白い世界に行ってみたい!と思い立ちFULLMARKSに登山用靴下を買いに行ったら、いつの間にかスタッフとして働いていました。気付けばもう8年も経ちます。

2019年冬に行った日高山脈・野塚岳。初めての冬山登山。

アウトドアのことは全くの無知でしたが、スキーを始めたり山を登ったり、それが日常になり仕事の糧となりました。

それから当時働いていた札幌池内店の店長の影響もあり、雪山を登る体力をつけるためにトレイルランニングという競技を始めました。

今ではアウトドアウェアを売りながら、トレイルランニングの早朝練習会を開催し、HOUDINIフレンズを呼んで札幌でトークショーや一緒に走るイベントも開催しています。

山を走るトレイルランニング。

学生のころ陸上競技の短距離をやっていたので、「筋力も持久力も心肺機能も同時に鍛えられるなら一石三鳥!」と軽い気持ちで始めたのがまちがいで、登りは全く走れず、下りはいつものチキンっぷりが出て歩き慣れたハイカーさんに抜かされる始末。

札幌・白旗山にて開催した「福島舞とEnjoy Trail 2days!」

ただ、早朝に山を走って太陽に照らされる木々を見て、仲間と苦労して辿り着いた山頂からの景色は何よりも美しいと思ってしまいます。

どうすれば少しでも楽に走れるのか。登れるのか。遠くに行けるのか。キーポイントを少しずつ集めて実践し、進化していくそんな感じが楽しくなって続けています。

ここ2年はロードやトレイルの大会に出場するようになり、札幌の大倉山ジャンプ競技場で開催される「Red Bull 400」に参戦。昨年は4位、今年は5位でした。今年はHOUDINIフレンズの福島舞さんも一緒に出場しました。

それから6月初旬、利尻島一周53.7kmのマラソンを完走。

鴛泊港(おしどまりこう)のおとなり、ペシ岬から見た利尻山。PLAYER’S VOICEのアイコン画像。
ゴール手前でかわいい女の子が手を繋いで一緒にゴールしてくれました。

島全体でランナーを歓迎してくれるとても心温まる大会。なんとか6時間を切って5時間58分でフィニッシュです。

ロードランニングでもトレイルランニングでもそうですが、いつも愛用しているのがHOUDINI Dynamic Chimney

https://www.fullmarksstore.jp/pc/products/20000

今年はGround Greyという淡いグレーが他のウェアにも合わせやすくて気に入っています。やわらかくしなやかで気持ちいい生地。汗もいつの間にか乾いている。

走って髪がばさばさになりボンバーヘッドになるのも防いでくれますし、塩気を含んだ汗も生地に沿ってスマートに横に流れてくれます。

上の写真は白飛びしてわかりにくいのですが、首にもTシャツと同じカラー、Go GreenのChimneyを着けています。尾根や山頂で風が強いときは、これ一枚つけるだけで保温力がぐっとアップ!

利尻マラソンでは、風が強い場所で耳にかぶせて保温でき、とても助かりました。

次回はあらゆるアクティビティに精通し、トライアスロンもこなすスタッフの登場です。

FULLMARKS サッポロファクトリー店 伊藤 紗弥子