3月末に苗場にて開催されたHESTRAサポート選手の清澤恵美子さんのスプリングキャンプへご一緒させていただきました。
このキャンプの3日前に自身の選手最終レースを終えたばかりの清澤さん
滑りはもちろんキレッキレでした。
今後は選手の育成、指導者としてスキーに携わっていくそうです。
練習ゲートのインスペクションからライン取りや斜面変化の対応や海外選手との違いなど、彼女の選手生活で、感じた事や経験を惜しみなく伝えていました。
二日間のキャンプで多くの参加者の滑りに変化がありました。
変化をもたらした一番の要因は”言葉”でした!
指導時に掛ける言葉には決してネガティブな表現が無いのです。
例えば「〜しないように」や「〜に気をつける」と言ったアドバイス時に良く使われる表現ですが、彼女は一切この様な言い回しはしません。
また、参加者がスタートする際に無線で何を意識して滑るのかを各々に問います。
ココでも同様に参加者が自らにネガティブな表現にならない様な意識づけをして滑りださせます。
自分自身がポジティブなイメージを持ち滑りだす事で明らかに滑りが変わります。
このマインドコントロールが各選手のパフォーマンスを向上させていたのです。
逆にこれまでネガティブな表現がパフォーマンスを低下させていたのかもしれません。
今回は、世界を戦ってきた清澤さんから”言葉のチカラ”を教えて頂きました!
そして、滑った後はこの笑顔で美味しいビールを沢山注いで頂きました。
格別でした!
Yusuke Kojima
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