恒例の、春に向けたツアールートのポール立てに先日行ってきました。
すべての八甲田ツアールートには、八甲田じゅうのガイドさんや地元の関係者の皆さんによって、毎年毎年5〜6Mはある竹のポール(とても重い)が等間隔に数百本立てられています。
春を迎える前に年に二回、そのポールを左右に20本ほどスリングにくくりつけて山をひきずり歩き(とても重い)、山頂から山腹まで一本ずつ手で設置していくのです。
すべては春の麗らかな陽光の下の笑顔のために。
どうも重いもの持って山を歩くのが好きだと思われている節があり、毎年この時期に青森から召集令状が届きます。
が、その節はあたってるというか、嫌いじゃないというか、むしろ断言してしまえばこの行事がいろいろな意味でかなり好きだ。
今年もどうしても行きたくて、強引に予定を調整したまさかの日帰り八甲田は、これまたまさかのマイナス15℃猛吹雪パウダーでした。
どパウ新雪をラッセルしながらひきずり歩くこと朝9時スタートで夕方16時終了。今年はナカナカ修行でした。
一本一本丹精に真心をこめてサラサラパウダーの奥に必要以上に突き刺してきました。
楽しかったんだよ。
べつに負け惜しみじゃないよ。
山荘に戻ると、別行動でお客さんとツアーに出ていたセンザキが「いやあ今日はカリカリでそんなでもなかったですねぇ」と言いながら風呂上がりの顔で笑っていました。
仕事仲間への虚偽の報告は社内の人間関係やコンプライアンスを乱す重大な危機であると私は思います。
HODAKA
Comments by fullsales